応募写真73

彼岸の頃

自宅から車で約30分、田園地帯が広がる一角に父母が眠るお墓がある。
最近は樹木葬や散骨等、墓を持たない人たちも一部見受けられるが、両親や先祖が眠るお墓をお参りする事は日本の良き習慣であり、大切な文化である。
ご先祖様から両親、そして自分自身へと続いている絆を再認識し、両親の恩を忘れず感謝の気持ちを持ち続けていきたい。
秋になるとお墓の周りには彼岸花が咲き誇り、収穫を間近に控えた田園には黄金色に染まった稲穂がたわわに実った頭を垂れている。
彼岸花の赤と黄金色の稲穂との鮮やかな色彩と、やや苔むした墓石とのコントラストをうまく切り取れたのではないかと思う。