応募写真54

花詣で

群馬県藤岡市七輿山古墳は前方後円墳で前側に有る、五百羅漢象が並んでいます。早朝や夕ぐれ時に訪れると異様な雰囲気に包まれます。
しかし、桜が散った雨の日に訪れると、桜の花びらを纏い華やかなように
感じられます。
明治維新の際に「廃仏棄釈」という運動が各地に起こり「我が国は神の国なのだから、仏像なんか叩き壊してしまえ!」と、極端な行動に走った人々がいたのだそうです。
その名残りを感じ、悲しい事情を思いながら、お参りをしながら撮影を
させて頂いています。
この光景を見ると祈りを捧げるようにしています。